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拍手レスと耳寄話

 「FLAME COLLECTOR」のこよい様から誕生日のリク話をいただいてしまいました!
・・・ということでいねこにとっての耳寄り話でございます。
ここに来てくださっている方で、知らないという方は正直ほとんどいないと思うのですが、壮絶なコメディと陶然とするシリアスを書かれる方です。今、上記のサイトで読めますが、お許しをいただいたら、こちらでも掲載させていただこうと思ってます。ちなみに、いねこもこよい様からリクを誘い受けしているのですがまだ書けておりません・・・。

書きたいものはいっぱいあるのですが主に赤髪のターンで止まっております。あの人の頭の中なんて想像できねぇ・・・。

「刑務所図書館の人々」というノンフィクションを読んでいて、題名の通り刑務所にある図書館の司書をしていた人の手記なのですが。刑務所の中では刑務官が囚人に規則を破ってこっそり食べ物を渡したりする。(それは同情だったり、取引のためだったりするわけだけど)それ自体が権力の在り処を互いに確認せざるを得ないという意味でSM的だ、といった趣旨のことが書いてあって、ちょっとどきどきしました。しかも他の囚人や刑務官にばれてはいけないから食べるところをずっと監視してしまったりするわけ。囚人にとっては、刑務所では絶対に食べれない好物を、気紛れのように与えられて、拒否することなど思いもよらず、さりとて這いつくばって感謝するほど卑屈になどなれるわけなく。がっつくのは屈辱。しかし歓喜は隠しきれず。そして、その歓喜と官能もすべて見られているという屈辱。・・・うーん食い物ひとつでここまで深いか。おそるべしム所。刑務官も、もちろん同情や取引ってのもあるけど、日々、誰かの自由を奪っているという罪悪感に対する、ささやかな贖罪であったりするわけだ。贖罪であるはずなのに、「与える」という立場の優越感、そして規則を破っているという背徳感、下手すれば自分が罰されるという恐怖、自分が食物を与えた囚人が密告しないという保証はないわけで。相手に弱みを握らることで生ずる、奇妙な共犯意識。・・・SMだなあ・・・。だからまあ監獄モノというジャンルがあるわけですが。檻越しのエッチなんざメではないめくるめく世界を妄想してしまいました。や、おもしろい本なんですけどね。本当に。いねこの脳みそが腐っているだけで・・・。

以下拍手レス


 こよいさま>拝読しました!ありがとうございます!思いのたけは貴サイトに伺わせていただきました。本当にいきなり文学作品などお題にだしてすみません・・・。でも嬉しかったです。全然、期待通りです。こよいさまの書く二人+一人っていいなあとしみじみ思いました。本当にありがとうございます!!

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