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交わす(マルコとジョズ)

 

 
「三大将、七武海、センゴク、ガープ、まったく厄介極まりない」
「七武海の奴らはどうせまともに仕掛けちゃこねぇよい。まずは様子見。こちらが劣勢になるか優勢になるか、どちらにしろ、均衡が崩れたときに仕掛けてくる」
「『鷹の目』はおれが止められる」
「そうだな、ジョズ。おまえにまかせるよい。できるだけ船の傍を離れるな。それも伏線になる」
「おう」
「ただし、『赤犬』には近づくな。能力の相性が悪すぎるよい」
「燃えるか」
「ダイヤモンドは条件によるが800度くらいで燃える。マグマの温度は800度から1500度くらいだよい。もっても短時間だ」
「わかった」
「『黄猿』もな、おまえさん自身には光の攻撃は効かねえが、乱反射されると周りが困る」
「気をつける」
「『黄猿』はおれが止める。指向性が強いから当たりやすい。その代わり、『青雉』はおまえが止めてくれよい。凍らされると傷でないだけ面倒だ」
「『赤犬』は」
「あいつが一番厄介だ。単発ならいくらでも止めるが、広域で仕掛けられると受けきれねぇよい」
「うちとは相性が悪いな…」
「まったく。どちらにしろ、最悪船は守りきれねぇ。『赤犬』には覇気を使えるもんしか通用しねぇから六番隊から八番隊の隊長中心に三隊で牽制させる。サッチのアホタレが生きてたら正面に放り込んでやるけどよい」
「………マルコ、サッチが生きてたらこんな騒動は起こっていない」
「だから腹立つんだよい。あのバカタレがあっさりティーチなんぞに殺されなきゃ、エースが無謀な真似をすることも、大将と真正面からわたりあうなんざ酔狂なこともしなくてすんだんだよい」
「……。そうだな、海軍大将と正面からぶつかるのに、サッチが殺されたという理由だけでも十分だな」
「…………誰もそんなこと言ってないよい」
「そうか?そう聞こえたが」
「……弔い合戦のつもりはねぇよい」
「ティーチが七武海としてでてきたら」
「エースが最優先だ。仇討してる余裕なんざねぇよい」
「そうだな」
(……言わせやがったこの野郎)
「……助けた後なら、おれに殺らせろよい」
「あいにく、それは早い者勝ちになると思う」
「…ジョズ、てめぇのそーいうところおれは割と好きだよい」
 
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